2010年6月24日木曜日

地方の小さなショップは平和です


 iPhone 4の発売日ということで、前日から並んでいる都会のショップ(まあ一部なんだろうけど)ではいろんな事が起こっているみたいで、TwitterのTLを眺めていると様々な恨み節がちらほら見える。それに引き替え田舎のしかも小さなショップは平和すぎて拍子抜けしてしまう。昨年も一昨年も同じショップで予約のうえ3年連続で購入しているので緊張感すらない。思えば一番緊張したのは最初の年だったか。初めてだったしね。

 予約の時のことから書くとこんな感じ。予約日当日は遠くに出かける用事とか仕事が長引くと抜けられなくなるような仕事の予定は一応避けたことはいうまでもなくて、朝から家の近所(=ショップの近所)をうろうろしていた。ショップの先のとある場所で開催されている不用品無料回収に、家にため込んだ不用品(おもに古いコンピュータなどがほとんど)をせっせと運んでいたのだ。その都度ステーションワゴンの荷台をいっぱいにして都合4往復ショップの前を通ったわけだ。その度に眼を光らせていたわけではないけど、どうやら予約の行列などは最後までできなかったようだ。

 そして、15分前には待ちきれなくてショップに入り、そのまま待つことなくカウンターに通されたので、5時までは申込が出来ないことを知っている私は、全然別件の相談(フェムトセルの設置の件)で時間をつなぐ(潰す)。顔なじみのショップのお姉さんも「いやあ問い合わせにもいらっしゃらないから今回はパスするのかと思いましたよ」なんて具合にとてもやわらかな感じだ。そして5時から手続きをはじめてすんなり予約完了。予約順位は当然1番。

 そして今日。昨日、電話で連絡をもらっていたからものが入ってくるのはわかっていたし、実際の荷物を届けるヤマト運輸の配達は例年11時頃だとわかっている。ま、別に一番に受け取らなくたっていいし、って余裕かましていたらなんと寝坊してしまった。ショップからの「ものが入りましたよ。お見えにならないからどうしたかと思いまして。」という電話をもらったのが、10時6分。まだ布団の中で爆睡していた。ものが入ったら連絡をくれるというのを、「いいよ、どうせ電話をもらう頃にはお店に顔出してるし、宅急便のトラックと同時くらいにはね。」と大見得を切っていたのが恥ずかしい。今年はなんと、ヤマト運輸の配達は9時30分ころにあったとのこと。顔洗って歯磨いて着替えてショップについたのは10時35分あたり。こりゃあ、5番目か6番目くらいかの手続きかと思ったら、それでも一番。

 6人の予約があって入荷が4台、私以外の3人はその時点でまだ連絡がとれていないんだとか。まあ、私以外の人たちものんびりしている。ということですぐに手続きを始めたのだが、最初の手続きとあってちょっとした不手際というか不明点があってあちこと問いあわせをしたりしてちょっと時間がかかったけど、その間デモ機(もちろん届いたばかりのiPhone 4)を貸して貰えたのでなんだか待たされたような気がちっともしない。そして11時半頃には手続き完了というわけで、なんだか拍子抜けしてしまうくらいだ。

 それから帰宅して復元の作業。もちろんなんの問題なくすんなり終了(すんなりとはいっても時間はかかる)して、いろいろと機能を試してみる。一番の期待はテレビ電話(言い方が古い)なんだけど、いつもなら同じタイミングで新機種購入に走る友人が今回は「白ねらい」でパスしているので、試す相手がいない。これってiPhone 4以外の普通のケータイと顔見ながら話せるんだっけ?まあ、そんな相手もいないことから、しばらくはおあずけということだな。

 ひととおり新機能をチェックしたので、外出。なにをしにって、もちろん見せびらかしにさ。ただ、このへんは田舎なので気の利いたカフェなんてものはなくて、いいとこファミレスか牛丼屋といったところで選んだのは牛丼屋だけど、そこで何があるってことはないわけで、すぐに帰宅。


 なんだかイマイチ盛り上がりに欠けるけど、とてもスムーズに手に入れることができてよかった。ただ、本当は白が欲しかったのはいうまでもなくて、私の友人のように白を待つという選択肢もありだったのかなあと思ったりもするけど、発売日に入手できないなんて仕打ちに耐えられるはずがないのは明白なことだ。

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