2009年2月3日火曜日

どこでもマイWiFiで快適インターネットアクセス


 去年の秋頃から話題になっていた、どこでもWiFiを実現するモバイルルータ、PHS300を今頃になってやっと購入した。以前の記事「iPhoneとHP2133で本末転倒なコラボ」で、HP2133にイーモバイルのD02HWでWiFIルータを実現する話を書いたけど、結局の所それ以降電車に乗る機会もなく、HP2133がルータに化けることは一度もなかった。いくら小さいとはいえノートをひろげてWindowsを起動しないと使えないのはあまり実用的ではない。そもそも、iPhoneを持つようになって、あまりノートを持ち運ぶこともなくなっているからイーモバイルの出番はあまりない。iPhoneには3Gによる通信でインターネットにアクセスできるわけだからわざわざイーモバイルを使ってルータ越しにアクセスするメリットはどこにあるのかというと、若干ではあるけれどバッテリの持ちが良くなるのではという期待と、3Gで接続するときのもたつきの解消くらいだろうか。(ちょっと歯切れが悪い。)

 PHS300は1800mAhのバッテリを内蔵しているが、これが1時間ちょっとくらいしか保たないらしい。しかし、今回の購入は4400mAhのモバイルバッテリ(MPP100)がバンドルされたセットだったので5時間ほど連続して使用することができそうだ。それならばカバンの中に仕込んでおいて出かけている間いれっぱなしでも半日大丈夫ということになる。全然使用しないときには、手をバッグの中につっこんでスイッチを切ればいい。


 カバンの中の収まり具合は非常に具合がよい。私の使用している吉田カバン(ポーター)のセカンドバッグには、内側にちょうどこのために使ってくださいと言わんばかりのポケットが用意されている。PHS300とMPP100がちょうど収まる。強いて言えば、D02HWの収まりどころが微妙と言えば微妙。


 PHS300は、一般的なWEPなセキュリティの他に、アクセスのたびにログイン画面が表示されてパスワードを入力する公衆無線LANのようなセキュリティがある。自分がひとりで使うときにはいちいちめんどうなのでログイン画面はスキップするよう設定した。16台の機器が同時にインターネット接続を共有できるそうなので、仲間が集まったときにノートパソコンやiPod toutchなども一緒にアクセスするように使う時には逆にWEPのほうをフリーにして、ログインパスワードを入力させるようにすればいいだろう。

 各種の設定は、192.168.0.1にアクセスして表示されるWebでの画面で行う。日本語化されているのでわかりやすいけど、管理画面のアクセス時のものも含めるとパスワードを都合3カ所(3種類)も設定しなければならないのでこの辺の理屈をきちんと理解しておかないと戸惑うかもしれない。ファームウエアのアップデートもブラウザから実施できるということで、最新版のファームウエアがダウンロードできたのでついうっかりアップデートをかけてしまったら、設定画面が全て英語になってしまった。言語の設定で切り換えてももはやスペイン語にしかならない。これはうかつだった。

 今日、久しぶりに新幹線に乗って出かける用事があったのでさっそく試せると前日から準備していたのだが、おでかけは急遽延期となってしまった。ちょっと残念だ。

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