2008年7月23日水曜日

iPhoneでFAXを受信する

 このキャプチャ画像を見ると、iPhoneの画面にFAX(らしきもの)が表示されているが、iPhone宛にFAXを送ってもらっているわけではないので誤解の無きよう。といいながらわざと誤解を招くタイトルをつけているのも確かだ。実際にはMacで受信したFAXをメールでiPhoneに送っているだけで大したことはやっていないが、思いの外快適なFAX環境となったので紹介してみようと思う。

 きっかけは、FAX受信用に使っているというかほとんどFAX専用になっているHPのPSC2450のインクがいよいよ切れて、印刷はするが白い紙が出てくるだけになってしまった。インクカートリッジを買いに行けばよいのだが、HPのインクカートリッジは高価だし何かひとひねりできないかと思いついたのはMacでのFAX受信。以前OS9の時代にもやったことがあるけれど、今回はホームサーバとして設置してあるMac mini(G4 1.25MHz Tiger)にやらせようということにした。こいつはモデム内蔵なので丁度よいし、ホームサーバというわけのわからないサーバの受け持つ役割としては最適なのではとひとり納得している。

 FAXを受信する設定そのものは大したことはない。「システム環境設定」の「プリントとファックス」の「ファックス」タブで「このコンピュータでファックスを受信」にチェックを入れてモジュラケーブルを繋ぐだけ。これだけでFAXの受信ができるようになった。しかし、以前MacでFAX受信していたときもそうだったけど、FAXが届いていることに気がつかない事が多い。もちろん「このプリンタでプリント」にチェックをいれてプリンタを指定すればFAX専用機のように受信してすぐに印刷がされるけれど、それだとMacで受信するメリットのひとつである「不要なファックスDMの印刷を回避することで紙とインクの無駄をはぶく」ことができなくなってしまう。そこで、「メールの送信先」にiPhoneのi.softbank.jpのアドレスを入れて送ってみようということになったわけだ。これならば、大事なFAXの受信もタイムリーに対応できる。でも、設定していて気がついたのだが、設定するのは宛先のアドレスだけでどこにもメールアカウントや、メールの送信サーバの設定するところがない。案の定FAXが受信してもメールが届かない。ああ、きっとMobileMeのアカウントを持っている私は、Mailにアカウント設定をしておけばそいつが使われるのだろうと推測。やってみたら、うまくゆきましたという今回の話だ。

 白状すると、実はこの時点ではメールで送られてくるのは「FAXを受信したよ」という通知だけなのかと思いこんでいて届いたメールに添付ファイルらしきものがついていてちょっとびっくりだ。よく考えればあたりまえで、「FAXを受信したよ」という通知だけだったらあまり役に立たないだろうと思う。添付ファイルはpdfで、受信したMac miniが指定フォルダに保存するFAXデータと同じモノだ。その添付ファイルをタップすると一番上の画像のように画面いっぱいにFAXの内容が表示されるので、すぐにどこからのどんなFAXなのかを把握できる。さらに、2本指でピンチすれば、下記の画像のように拡大表示できてかなり細かい字まで読めるから内容を完全に理解できる。これはすごいや。

 タイトルだけで誤解して、iPhone宛にFAXが送ることができると思った人は少なからずいると思うけど、例えば出先でどうしてもFAXを受信する必要が生じたときにiPhoneの電話番号宛ではないけれど、自宅のFAX電話番号宛にFAXを送ってもらえば、即座にiPhoneで内容を確認できるのだから、「iPhoneでFAXを受信する」という言い方もあながち大はずれでもないと思う。iPhone単体で解決できては居ないけれど、アップル純正の製品とサービスで簡単に実現できているところは評価してよいのではにかと思う。残念ながら受け取ったFAXを印刷することはできないけれどね。

 ちなみに、例として掲載したFAXは定期的に送られてくる「DELLからのお知らせ」だけど、実際にはじめてiPhoneに転送されたFAXは客先からの「検収明細書」と「お支払い通知」という、「これこれのお仕事の分の支払いをいついつするよ」というもの。私にとってはとってもうれしい内容のFAXでiPhoneでの記念すべき第一号の受信FAXとしてはこれ以上のモノはなかったのである。

 「iPhoneでは○○ができない」といった話は多いけれど、こういった逆に出来ることで生活に役立つことやその役立て方の方にスポットライトを当ててゆくとiPhoneはとても大きな可能性を持っているということにあらためて気づくことになるだろう。もちろん、発売を待ちかねてiPhoneをいちはやく手にしているコアなユーザで特に古くからのMacユーザの皆様は、iPhoneの可能性というか、情報としてわかっていることだけではない部分に魂が共鳴していて、すでにiPhoneとそれを使っている新しい自分の未来に思いを馳せて居るのであろうと思う。

追記
ネットワークプリンタ宛に、メールだったかFTPだったかでデータを送りつけると印刷してくれるような製品があったような気がするのだが、私の脳内妄想だろうか。そんなインターフェース(もちろん可能ならBlueToothでもいいんだけど)でiPhoneから写真やPDFを印刷してくれる製品をどこか作ってくれないかな。FUJIFILMのPiviのような感じでコンパクトで電池駆動できて、そうだな欲を言えばPiviのような高価な写真専用フィルムだけではなくて、普通紙っぽくて熱転写でもいいから裏面がシールになっていて簡単なメモや表のようなものを印刷してシステム手帳に貼れたりなんてのはどうだろう。PostIt専用プリンタとかでもおもしろいかも。

2008年7月16日水曜日

Yahoo!オークションがiPhone対応に

 いままでDocomoの携帯電話に送っていたYahoo!オークションのアラート通知の送り先をiPhoneのi.softbank.jpアドレス宛に変更した。しばらくして送られてきたアラート通知からリンクをタップすると開いたYahoo!オークションのページは見慣れないデザインになっていた。どうやら、iPhoneに最適化されているらしい。

 今までのPC用のページでも問題なく表示して入札も出来たけど、やはりこうやって最適化してくれると非常に使いやすい。MySoftbankのページもYahoo!の検索ページも前からiPhone用のページが用意されているし、どうもヤフーは気合いがはいっている。そりゃあ、おなじソフトバンクグループなのだが当たり前といえば当たり前だけど、実際にこうやってiPhoneが使いやすいようにしてくれる(おもてなしでいうところの「しつらえ」か)とうれしいものだ。これが仮にiPhoneを販売したのがdocomoだったらこんな風におもてなししてくれるだろうか。docomoの公式ページあたりが対応してくれてもそれほどうれしくないし、docomoはそれ以外に何かめぼしいサービスをやっていたかな。

 こうやって、iPhone(iPod Touchにも)に対応したWebサイトが増えてくると、ますますiPhoneの利用価値があがって快適になってゆく。いやまじでほんとうれしい。もともとあんまり利用していなかったけれど、iModeをはじめとする携帯サイトなんてもはやいらないかもね。iPodが音楽の楽しみ方を変えてしまったように、iPhoneは携帯サイトやWebサイトのあり方を変えてしまうかもしれない。おおげさに言えば、私たちのライフスタイルもiPhoneによって大きく変わることになる。そんな予感がしている。
 

iPhone3Gの第二波がやってくる


 iPhone3Gの発売日からまだ5日しか経っていないというのに、あの騒ぎがなんだかもう遠い昔のことのように思える。思えば、6月11日に衝撃の発表があってからあまり情報らしい情報が出回っていなかった。特にこういったものに興味を抱いている、私のような「新しもの好き」「熱烈なアップルファン」いわゆる「アーリーアダプタ」以外にはあまり認知されていなかったのではないか。実際、発売日直前にまわりに尋ねても、知らなかったり興味がなかったりする方が多くて、私たちが熱狂しているほどは世間では騒がれてはいいようだった。もしかしたら、私たちを含めた一部の人たちだけが熱くなっているだけだったのかもしれない。

 そしてあの騒ぎ。11日の朝から報道各社がiPhoneの発売と過熱ぶりを伝え、特に昼過ぎにはどのチャンネルをまわしてもiPhone一色というテレビジャック状態だった。私はわけあって、11日はほぼ一日ソフトバンクショップの店頭にいたけど、テレビ放送をみたと思われる人たちが次から次へとやってきては「iPhoneありますか」「予約できますか」の嵐だし、電話もひっきりなしにかかってきてこれもやはりiPhoneの問い合わせばかりだった。その様子を見ていて思ったのだが、このあと確実にビッグウェーブの第二波がやってくるのではないだろうか。

 最初のビッグウェーブは、どちらかというと「新しもの好きな」「濃い人たち」が押し寄せたけれど、あのさわぎの報道を見た普通の人たちが今度はもっと大きな波としてiPhoneを求めて押し寄せてくるのではないだろうか。それを裏付けるかのように、まわりの反応もがらりとかわって、ほとんどの方がiPhoneの事を知っているし、興味もあるようだ。(もちろん目の前に現物があるわけなのであたりまえといえばあたりまえだけどね)
満を持したかのようにiPhoneのテレビCMも流れ初めて、どちらかというとあまりテレビをみない私でも何度も目にするようになった。

 ちょっと心配なのは、あまりiPhoneの事をしらないで「ただ話題になっているから」とか「デザインがいいから」くらいの気持ちで購入しようとする層もかなりいるはずなので、実際に手にした後に「こんなはずじゃなかった」といったネガティブな反応、もしくはクレームの嵐が発生するかもしれないと言うこと。

 コンピュータがなければ使えない携帯がそれほど売れるわけはないという意見も散見するが、同じくコンピュータがなければ使えないiPodがこれほど売れていることを考えればそれはあたらない。それよりも、導入時の設定作業のわかりづらさを解消したり、MobileMeを含めたシステムやサービスの安定性などを確保できるかというところがとても重要だと思う。iPodは売れているけれど、iPhoneはiPodほど操作が簡単で単純な機器ではないということと、なんといっても2年縛りの通信料の存在は高いハードルになっていることは間違いない。

 さあ、アップルとソフトバンクはビッグウェーブの第二波を受け止める準備ができているだろうか。第二回目の製品の供給(出荷)をタイムリーかつ潤沢に行えないと、せっかくのビッグウェーブに乗り遅れることになってしまう。

 私たちは、できるかぎりiPhoneを使ってゆく上での問題点を解決する方法を見つけたり、もっとiPhoneを楽しんだり役立てたり出来るような情報を発信して、あとからやってくる人たちをお迎えしようではないか。かつてのMacがそうであったように、私たち先行ユーザの「おもてなし」が製品の魅力の一部になるならばiPhoneの未来は明るいはずだ。

2008年7月11日金曜日

iPhoneのこのすばらしき世界感


 歴史的ともいえるiPhoneの日本での発売まであと十数時間に迫って、iTuens7.7がリリースされたり、AppStoreのサービスが開始されたりしてお祭りムードがますます盛り上がってきた。特に、待望のAppStoreはやはりすばらしい。事前の情報でもかなりの数のiPhone向けアプリがリリース予定でそのうちかなりの割合で無料の提供がされるアプリがあるとされてきた。日本語にきちんと対応していたり、日本で使えるサービスを提供してくれる物がどれくらいあるだろうという心配もしたけれど、実際にサービス開始直後のAppStoreの品揃えをざっとみたところの感想は、「すばらしい」の一言だ。中には、携帯では月額で使用料がとられているようなサービスが(もちろんサービス内容に差があるかもしれないが)無料だったりもする。ジャンルとしても多岐にわたっていて当分の間楽しめるそうなことは間違いし、オサイフやワンセグなどという特定の機能がないことなどなんでもないと思えるくらい自分のiPhoneをカスタマイズできそうだ。

 それら全部が、あの使いにくいケータイインターフェースではなくて、iPhone独特の世界に「指先で直接触れるかのような」インターフェースで心地よく楽しめるとすれば、表参道で並んでいるあの彼が「夢」と表現したのも大げさでないと思うし、同じく表参道でならんでいるモヒカンの通称ビッグウェーブ氏が言うようにこのビッグウェーブには乗り遅れるわけにはゆかないとも思う。

iPhoneが提供してくれるアプリやサービスや中には、私にとっていままでの携帯端末やWindowsPCでだったら使う気にならなかったようなものでも、iPhoneでなら使ってみようかと思える物もありそうで文字通り私のライフスタイルを変えてしまうかもしれない。

 限られた情報しかない状況でもiPhoneの可能性を予感し妄信的と揶揄されながらも心から欲しいと感じ、早い時期から購入を決意、そして一分でもはやく手にするために行動してきた人たちは、すでにこの時点で、何か「手応えに近い物」を感じているのではないかと思う。

 孫正義社長をして「世界観が違う」といわしめたもの。それを手にすることができるのはもうすぐだ。

2008年7月8日火曜日

決戦は金曜日

 べたなタイトルで申し訳ない。いよいよ、iPhoneの発売日まで残すところ3日となって、今週末の11日金曜日がいろんな意味で決戦の日となる。すでに、「お渡しできますよ」連絡をもらった方や残念ながら「予約の強制キャンセル」をされてしまったかた、あるいはいまだに連絡が無い方、連絡はあったんだけどこの期に及んで「入荷数が未定なのでおわたしできるかどうかわからない」とはっきりしない連絡を受けた方(でも、この場合注意事項や確認と称していろんな質問されると十分に「その気になってまうやろ〜」)といくつかのパターンがありそう。中には「もう並ぶしかない」と決意を固めた方もいるはず。もちろん、どこに並ぶかが重要なポイントになるだろうし、いったいいつ頃から並ぶかも判断が分かれそう。並んだ挙げ句手に入らなかったりしたら苦労が徒労に、決戦は敗戦になってしまう。みなさんの健闘を祈る。

 ところで、本日ソフトバンクショップから電話が来た。皆さんのところにもかかってきていると沢山報告のある、「確認の電話」である。新規ですか機種変ですかから始まって、8か16か、16なら色は、そしてあんな機能やこんな機能はありません、電話番号の移動は自分でやれ、初期不良以外はアップルでの対応になる、使い方のサポートは2回目以降は有料になる・・・。

 あれれ、私は先日の窓口やりとりで「11日のお渡し」が確定していたんじゃなかったのかな。ああ、そうかそれでも内規だか通達だかで確認の電話をしなければならないんだきっと。それにしてもこの電話の応対がよそよそしい。しかも最後に、「入荷数はいまだ未定ですので11日にお渡しできるかどうかはわかりません。」ときた。ここまで話しててやっと気がついた。この電話のソフトバンクショップは、確約をもらったショップではなくて、発表直後に予約した別のショップだったのだと。そうか、納得。「16Gの白を新規で2台」あとでキャンセルしなければ。それとも知り合いとかで欲しい人がいたら譲ってあげることができるのだろうか。

 おまけ

 アップルから「※重要※Apple Storeよりサイト停止のご連絡」というメールが来た。サイトの再開は16時頃だということらしいが、何か商品が追加されるのだろうか。もしかしたら、アップルストアでiPhoneのオンライン受付とか?アップルリテールストアでのiPhoneお渡しの予約受付?まさかね。たぶん、iPhone関連のアクセサリーでしょう。ヘッドセットとか、ドックとかケースとか。今日注文すると11日に間に合いますよとかね。

 追記

 私がここのところ窓口に足繁く通っているソフトバンクショップからも電話が来た。「11日は12時から手続きが出来ますが、混雑が予想されるのでお急ぎでなかったらゆっくり来てください。」とのことだった。もちろん、一分でもはやく手に入れたいので「忙しいところ申し訳ないけど、できるだけ早く手にしたいので一番に手続きをさせてもらってもいいですか、待つのはかまわないので早めに伺わせてください。」と頼んでおいた。ショップは10時からなので、早めに出かけて決戦の日を楽しみたいと思う。
 同じお店から電話連絡を受けた私の知り合いは、パソコンは持っているかとかインターネットは出来るかとか、こういう機能はないけどいいかみたいなひととおりの確認事項の質問をするスタッフの態度が気に入らなかったみたいで、ひどく憤慨していたので、「そりゃあ、何にも知らない人が注文してあとから暴れないように決まりでやっているんだからわかってやんなきゃ」と教えてあげた。どちらかというとその知り合いは「何も知らない人」なわけだけど、Macも持っていてインターネットへの接続環境もある。iTunesのアカウントも作ってあるから準備はできている。ただ、多分アクチとかは私がやってあげないといけないかも。そう考えると、あまり予備知識が十分でない方がiPhoneを手にするとやはりそれなりの混乱が起こるのは避けられないかもしれない。

 そういえば、環境や機能についての確認は私にはしてくれなかった。まあ、もう全部伝わっているから、いまさら確認は不要なのは間違いない。

2008年7月6日日曜日

iPhoneの新しい文字入力方式はすばらしい


 iPhone3Gのビデオガイドの日本版を見て、あらためてiPhoneのポテンシャルの高さに感動している。特に21分23秒あたりから始まる10キータイプの文字入力の説明には完全にノックアウトされてしまった。従来の携帯のような入力方式が新しくサポートされるという話は知っていたが、そもそも携帯電話の入力方式が大嫌いな私としては、コアな携帯ユーザを取り込むためにしかたなしに付けた機能なのだろうと誤解していた。携帯電話の入力方式をタッチスクリーンで再現したところで、本当の意味で役に立つわけがないと高をくくっていたわけだ。

 十字タイプの選択文字表示も、「ふ〜ん少しは違いを醸し出しているなあ」くらいにしか思っていなくて、あれはかえって入力の手間がかかるのではないかとさえ思っていた。しかし、その次に紹介されたフリックして文字を入力する様は衝撃的だった。まるで手品を見ているように文字が入力されてゆく。これは新しい、しかも使えそうだ。さすがアップルだ、ありきたりなものは用意しない。

ただ、ビデオガイド内の実演のように入力できるようになるにはちょっと訓練が必要になるだろう。ここは、ひそかに特訓しておいて、人前でさりげなく「パパパッ」と入力して見せて驚かせてみたいものだ。

2008年7月5日土曜日

安住の地にたどりつけた。ホントか?

 本日、予約を頼んである(正確には予約を開始したときには予約のリストの先頭に私の名前を加えてくれるようにお願いしてある)ソフトバンクショップの窓口に足を運んだ。iPhoneがらみでは3回目の訪問と言うことになる。今回は手ぶらではない。docomoと赤く染め抜かれたロゴのついた封筒を手にしている。中身はMNPの手続き書類。そう、いてもたってもいられなくなってまだ1週間前だというのにMNPの手続きをしてしまったのだ。その足でのソフトバンクショップ詣でというわけである。

 土曜日の夕方とあって店内はそこそこ混み合っている。iPhoneとは全く関係のない混雑であることは間違いない。関係ない話だが、古い携帯端末を専用の破砕機で「穴を開ける」ところを初めて見た。お客様の前でやるところに意味があるんだろうけど、ちょっと気持ちのいい物ではない。

 番号札を持って待っている間、iPod touchで昨夜仕込んだiPhoneガイドツアー日本版を見て予習。3回目の視聴だ。順番が来て、そこのお店は番号で呼び出すのではなくて、待っている客の所にスタッフが「今日のご用件は何でしょうか」とニコニコしながらやってくる。もちろん、要件の本命はiPhoneのこと、特に入荷に関することの他にはない。しかし、そこを少し肩から力を抜いて「今日は質問がふたつあって。」とこたえ、カウンターに座ってから「操作が簡単で、実質負担がゼロ円の携帯ってどんなのがあるの?」と聞いてみる。お店のスタッフは、喜々としてモックアップを両手に抱えきれないほど持ってきた。この質問はガセでもなんでもなくて、一家でdocomoのメインの私がMNPでソフトバンクに移ってiPhoneを購入するのに、私名義で使っている両親の携帯をdocomoに残しておく理由はなにもないわけで、いますぐにではなくてもタイミングをみはからって名実ともにホワイト家族になろうとしているのは本当のことだ。

くわえて、チラチラ見せているdocomoの封筒の中身がたった今手続きしてきたMNPの予約番号の書類だということを告げて、「iPhoneだけどさあ、11日にはいりそう?どうなの?」「今日手続きしてきたMNPの期限は19日なんだけど、まさかそれまで手に入らないなんて事はないよね。」とたたみかける。そしたら、「ずいぶん早くにお問い合わせいただいていますよね」というので、「6月12日にはここにきて、予約は受けて受けていないというから予約を始めるときにはそのリストの先頭に私の名前を加えてくれるようにお願いしてるんだよね。ま、いわば予約の予約みたいなもので、無理ばかり言って申し訳ないんだけど」とここまで話すと、「ちょっと待ってください」と言って離れた場所にある端末を少し操作してからもどった彼女の口から出た言葉は、「○○さんは一番目です。入荷数はまだわかりませんが11日に一台もはいらないことはないと思います。機種も色も含めてどうなるかはわかりませんが、お渡しできると思います。」だって。「仮に1台しかはいらなくても、私のものになるの?」と念を押すとそうだいうので、「2台お願いしてあるんだけど」とさらに念を押すと、「一台しかはいらないと1台しかお渡しできませんが、2台しかはいらなくても、2台ともお渡しできます。」というまことにうれしい返事だ。これ以上の頼もしいというかうれしい言葉があるだろうか。

 すごく気が軽くなった。「入ります」ではないものの「入らないと言うことはありません」という実質的な「入ります」宣言と、「あなたが一番です」という、歓喜に満ちた言葉。もう、やっと私は安住の地にたどりつけたのだろうか。このへんが田舎の強みなのかもしれないと思う。X01をわざわざ取り寄せて購入したり、今回のiPhone騒動に関してはいち早く動いたりしている私は、そのショップのスタッフの間では一目置かれている(煙たがられている?)のかもしれない。ちょっと待て、機種が色がわからない。しかも、田舎といえば地縁血縁。実際、私の知り合いはこのショップの社長とお知り合いで、「社長に頼んであるんだけど、何の音沙汰もない。」なんて言っている。「あなたが一番です。」という言質をとっていなければいつのまにか一番が3番くらいになりかねない危うさを持っているのも田舎ならではだ。

おまけ情報。
「iPhoneのアクティベーションアプリはもうインストールした?」と訪ねたら、「しました。」との返事。「ずいぶん簡単なんだって?」との問いには、「代理店でするのは基本的な制限解除だけであまりやることがありません。」さらに調子に乗って、「ジニーでの開通手続きは12時以降になるんだって?」と聞いたけど、「ええ?!そのような話は聞いていません。」だって。

今日わかったこと。
・docomoの一年割引の違約金が発生するのは、MNP予約手続きを行った日ではなくて、今回の場合で言うとソフトバンクでの手続きがされたのが更新月でなかった場合のことだそうだ。ということは、私は5月6月が更新月だけど、先月のうちにMNPの手続きをしたとしても、iPhoneの入手が7月11日以降だと言うことは、違約金はどうしても発生していたと言うことだ。あきらめがついてよろしい。

・私が関与しているソフトバンクショップでは当日入荷はあるらしい。台数・機種は未定。
・私はなんとそのショップではお問い合わせ第一号。実質的には予約の一番だと言うことらしい。
・ソフトバンクにおいて同一名義で持てる携帯は5台まで。

2008年7月4日金曜日

新しいライフスタイルを手に入れるための代償


 私はもう腹をくくった。

 おおげさにいえば、iPhoneと心中をする覚悟が出来たということだ。十数年間使い続けたdocomoをMNPして慣れ親しんだメインの電話番号をiPhoneで使うことになる。

 この料金体系では高すぎて使えないから買うのをあきらめるとか、携帯電話とiPod Touchとの連携でゆくといったような声も多数聞く。あるいは「携帯先進国」である日本では、あれもこれもできないiPhoneは売れるはずがない、iPhoneは一部のMacフリークやガジェットヲタだけのおもちゃだと断定したりもする。彼ら何も間違ったことは言っていないように思える。それまで数千円しかかかっていなかった月額の携帯代金が下手をすると倍になってしまう。日本の標準的な携帯電話にはあたりまえにある機能がない。片手でブラインドで操作できないのでは使えない。そういった声(書き込み)に触れるたびに自分の中で釈然としないものがあってずっともやもやしていた。はたしてそうなのか、ほんとうにそうなのか?何も考えずに「買う」と決めている私はただただ妄信的にお布施を納めようとしているMac教の信者なのだろうかと。

 前回の記事で、それまでのソフトバンク携帯はそのままにしてメインで使用しているdocomoの携帯をMNPすることを書いたが、最善の策をとったと自分では納得しているものの、毎月の負担額はいままでよりもかなり増えることは間違いない(概算で約5千円増の1万4千円弱くらいか。)私の場合は少し特殊かもしれないけど、ほとんどの方がiPhoneを使うために月々の負担が増えることになると思う。ようはその負担増が納得できるかできないかで、納得できない方は、iPhone購入をためらい、悩み、うめき、うらみごとを言い、人によっては「iPhoneは買わない」宣言をする。では納得する人は、結局お金に余裕があるということかというとそれだけではないはずだ。

 話は少し脇道にそれるが、私は普段業務システムの受託開発を主な仕事としている。いまどき、ゼロからシステムを作る非効率的な開発を許してくれるところはとても少ないのが実情なのだが、業種によっては独自なシステムが必要とされる場合もまれではあるけれどあって、クライアントと一緒に苦労を重ねて作り上げたシステムが稼働するときふと目頭があつくなるほどの感動をおぼえたりもする。私は、なるべくクライアントの要望を受け入れ形にしてゆくように心がけているけれど、開発に入る前のコンサルティングの段階でその会社のトップの考え方があまりにも効率化・省力化・経費削減にばかり偏ってしまっていると、システムの現場への導入がうまくゆかないことがある。例えば事務員が5人いるとすると、新しいシステムが導入されて業務が効率化・省力化すると誰かが一人やめなければならないような雰囲気になったりするのだ。
 実際にはそんなことはなくてほぼ手作業でやっていたような業務処理はたいていの場合システム導入することで手間が増え事務員を増やさなければならない場合すらある。それでは経費削減にならない、そんなシステムはいらないとも言われることも少なくない。しかし、そのような時には「今まではできなかったことが出来るようになります。」「今まで、手に入らなかった物が手に入ります」と説明している。手間や経費は増えるけど、例えば原価管理・在庫管理がきちんとできるようになれば適正な見積をタイムリーに提出できたり、在庫を大幅に減らせたりして結果的に大きな経費削減を実現できたり、新しい顧客を獲得できたりする。それまでの「枠組み」の中だけでものを考え、経費の削減のみを考えるときシステムはその本領を発揮する事ができなくなってしまうだけでなく、導入の費用さえ高いものに思えてくる。

 同じように、いままでの概念の携帯の延長線上にiPhoneを考えたとき、通信費用を含めた月額費用の負担が大きく感じられるのではないのだろうか。あたらしい「携帯電話」ではなく、新しい「ライフスタイル」を買うという考え方はどうだろうか。新しいライフスタイルを実現してくれる(あるいは少なくとも提案してくれる)すてきなガジェットがiPhoneなのだと。

私は、新しいライフスタイルを実現してくれる(あるいは少なくともそう予感させてくれる)iPhoneを手にするのを一日千秋の思いで待ちこがれている。そして、新しいライフスタイルを手に入れる代償としての費用もよろこんで支払うつもりだ。

2008年7月3日木曜日

機種変するのか新規にするのかMNPにするのか

 iPhone発売までのカウントダウンのコールと同期して胸がドッキンコドッキンコしている今日この頃、そろそろ腹を決めなければならないことがある。それが、機種変or新規orMNPの三択だ。事情はみなさんそれぞれ異なるだろうから、私の場合がそのまま参考になるわけではないかもしれないが、私という実例と言うことで笑って読んでもらいたい。いつもながらしつこいくらいに長文なので時間のない方は注意が必要。

 私の場合、iPhoneを買うことは最初から決まっていた。機種も色も、発売が遅れるとかの特別な事情がないかぎり、16GBの白と決まっている。決まっていなかったのは、新規にするかMNPにするか、機種変にするかというあたりだ。
今日、ソフトバンクショップの窓口で様々な質問をしてわかったことがいくつかある。それらの情報によって、少なくとも機種変はないということは決まった。

 今日、わかったことというのはまずは機種変の場合の料金。
ここであらかじめお断りしておくけれど、端末の価格については代理店毎に違う可能性がある。下記に示す料金表は私が問いあわせた某代理店で昨日までにわかった(決まった)ものだということ。

 機種変の場合、分割金が8GBおよび16GBともに300円づつ高いということがわかる。300円というと24ヶ月で7200円にもなる。しかも、スーパーボーナスの「特別割引額」が前機種の使用期間に応じて減ってしまう。2年以上使用していてやっと新規と同じ割引額になるのだ。私の場合は、1年半が経過しているので、割引額は1720円(私は16GBを買う)なので新規よりも月額で500円高くなる。つまり、16GBの実質負担額の合計は46560円と12000円も高くなる。それだけではない、現在使用の機種のスーパーボーナスの分割分も払わなければならないし、それはスーパーボーナス割引がされない2970円がそのまま加算される。(機種変の場合、それまでの分割払いの残は一括精算かとおもわれたが、月々の払いに加算して払うことができるらしい。)

 加えて、前回の記事で書いたキャンペーンも適用になるので、5000円の商品券と(ほしいかどうかは別として「お父さん」マスコットが貰える。しかもこのお父さん、あの北大路欣也の声でしゃべる。)

 だから機種変するのはもう選択肢から消えた。

 残る問題は、まるっきり新規(私の場合3台持ちになる)とするのか、docomoの番号をMNPするのかである。ちなみに、ソフトバンクではMNPは完全に新規と同じ扱いで、機種変も含めてiPhoneの購入に関して差別はないとも回答をいただいている。
そこで、閉店間際のdocomoショップに駆け込んで、MNPのことを質問。私の場合は3台のdocomoをファミリーで組んでいて、うち2台は両親が使っているが、すべて私の名義だ。そのうち一台だけをMNPするわけだが、かかる費用はMNPの手数料が2100円と更新月以外の1年割引の違約金が3150円だ。ちなみに、私の回線の更新月は5月と6月でタッチの差だったから先月のうちにMNPの予約番号をとっておけばと悔やまれた(予約番号は15日間有効)が、よく考えるとまだ7月11日に入手できると決まったわけでもないので、MNP予約番号の有効期限が切れて面倒な手続きをすることを考えるとギリギリ直前に手続きをするのがよいようにも思える。
 実は心配していたのは、MNPを手続きする際に月々の料金を一括で精算しなければならないのではないかということ。解約ならばそうなのだが、MNP予約番号を発行してからも最大15日間はdocomoの電波を使えるのでその料金請求の問題もあるし、私の場合2台を人質に残しているからなのかどうかはわからないが、MNP手数料と一年割りの違約金も含めてその時点では現金で払う必要はないらしい。ということは、うまくゆけば10日にMNP手続きをして、11日に新規契約をして、iPhoneを手にするまで一円も払う必要がないということになる。もちろん、翌月から負担はかなり増えるわけだけどそれは新しいライフスタイルを手に入れる代償であるから納得はできている。

 そうそう、結果的にソフトバンクの2台持ちになるのだが、iPhone用にMNPする番号はどちらかというともう十数年も使っているメインの番号だからこれが名実ともにこれからもメインとして使ってゆくとして、もうひとつの番号はどうするか。とりあえずは分割の払いが終わるまでの6ヶ月間は、iPhoneに転送するように設定して電源を切ってそっとしておこうと思う。転送もホワイト家族24で完全に無料だということは今回確認ができている。問題は、分割払いが終えたその後だ。実はこの回線の番号はとても気に入っている。auで下4桁を指定して番号を獲ったあとMNPしてソフトバンクに持ち込んだものだ。その下4桁は愛車のナンバーだったり、YouTubeのアカウントの一部だったり、gmailのアカウントの一部だったり(ラジバンダリw)に使っているし、下4桁の前の4桁もすてきな語呂合わせができる番号なので、解約してしまうのはちょっと惜しい。1年後くらいに発売される次期iPhoneを導入する際に機種変用にキープしておこうか。そのままにしておけば使用期間は2年以上になるわけで、今回ほどは割高感がなく機種変できるかもしれない。それまで、毎月かかる費用(980円+315円)には目をつぶることにする。

今日わかったことのまとめ
・機種変の場合の料金は新規の場合とは異なる。これはかなり負担が大。
前回記事のただともキャンペーン、iPhoneは対象。
・機種変の場合の分割残はかならずしも一括精算する必要がない。ひきつづき分割払い可能。
・MNPは新規と扱いは全く同じ。(キャンペーンも適用)
・同一名義での新規は家族として認められる。
・MNPと新規と機種変でiPhoneの購入に(価格以外の)差別はない。
・基本オプションパック(498円)はかならずしも必須ではない。(でも利用するよね)
・2台持ちのソフトバンク同志の転送は24時間無料。(ホワイト家族24適用)
・MNP受付番号は15日間有効。手数料2100円と一年割り違約金3150円は翌月費用にあわせて請求。(docomo)
・MNP手続き時に残料金の一括精算の必要はなし。(docomo)
・入荷の可否、台数はいまだ不明。当日朝入荷、昼から販売というパターンもありうる?

ほんとうは、入荷するかどうかが一番知りたいのに、じれったいったらありゃしない。
私の友人はその日会社に休みの申請を出してあるという。はたして、その友人が楽観するように「都会に比べれば田舎は盛り上がらずに、入荷数少ないけれどすんなり入手」となるのか、それとも「入荷無し、取り寄せ、予約満載」になるのか。まだまだ眠れない夜は続きそうだ。

2008年7月2日水曜日

iPhoneを買ったらお父さんをもらおう


 iPhoneに関する新しい情報がなにか出てはいないかとソフトバンクのWebサイトを見ていたら、新しいキャンペーンを発見。

夏のプレゼントキャンペーン

・お父さんってしゃべるんだー!貯金箱当たります!(抽選で2,000名様)
・はずれてもWチャンス!!お父さんってしゃべるんだー!ストラップ2(抽選で8,000名様)

これは、応募しなければ。9月30日までやってるからiPhone購入のためにソフトバンクに新規加入やMNPしたひとも応募するべし。
すでにソフトバンクユーザの場合でも応募できるので、さっそく応募しました。

さらにこのページの下の方に気になる表示を発見。

2名以上で新規加入された方と、ご家族の紹介でもらえます!
「商品券5000円」+「お父さんストラップ2」

ということは、友達とiPhoneを新規で購入する方は一緒に行くべし。あるいは、家族にソフトバンクユーザが居る場合には家族の紹介と言うことで新規加入すると吉。

さあ、みんなでひろげようただともの輪。

※iPhone購入で対象になるかどうかはまだ確認をとってない。ディスニーモバイルは対象外のようなのでもしかしたらiPhoneもダメかも?

【追記】
ソフトバンクショップで確認してきました。最初、「対象外だと思います」という返事でしたが、きちんと問いあわせて調べてもらったらiPhoneはキャンペーンの対象となるということでした。よかった〜。そうでないと、この記事そのものが意味のない物になるところだった。ちなみに、MNPした場合でも新規扱いと全く同じで、自分名義での2台目以降の新規加入も対象となるとのことでした。同時に、機種変更の場合の料金の詳細も聞いてきましたが、これは別記事にて紹介しようかと思います。