2008年9月18日木曜日

iPhoneで楽しむTwitter、TwitterrificとTwitterBalloon



Twitterというサービスがあるのは知っていたけど、日本に上陸していたとはうかつにも知らなかった。しかも、それはだいぶ前の話ですでにTwitterを楽しんで居る多くの方たちからすれば「何をいまさら」なわけだけど、遅ればせながら私もTwitterデビューを果たしたのだ。きっかけは、AppStoreでTwitterrificというTwitterクライアントの存在を知ったことだ。iPhoneで利用できるなら手軽でいいかという軽い気持ちで始めてみたら、すでにかなり盛り上がっているということを知ってびっくりだ。

もちろん、Webでも利用できるのでiPhoneのSafariからでも使えるのだろうが、やはり専用クライアントは使い心地は最高だ。英語版ではあるが問題なく日本語も通るし、それほど複雑なことをするソフトウエアではないしシンプルな作りだと言うこともあって英語版だと言うことはあまり気にならない。ともあれ、まずはTwitterでアカウントをこさえて試しにひとつ書き込んでからiPhoneでTwitterrificの設定をする。テストの書き込みをiPhoneでもする。もともとが140文字という制限のある書き込み(「つぶやき」というらしい)なので、iPhoneでの書き込みも苦にならない。







 と、ここまでやってみてはたと気がつく。誰かがフォローしていない状況だとほんとにひとりでつぶやいているだけで、基本的にはだれの目にも触れることはない。もちろん、他の誰かをフォローすればそれなりに楽しめるだろうし、検索されたりしてフォローしてくれる人ができればコミュニケーションの輪が広がってゆくのだと思うのだが、正直言ってそれほど社交的でもマメでもない私はこういったことが苦手で、それが各種のコミュニケーションサービスに対してわりと懐疑的だったりする理由のひとつだ。

 しかし、Twitterのつぶやきを表示してくれるブログパーツがあったはずだと思い出す。自分のブログにつぶやきが表示されれば、裏路地の落書きくらいには人の目に留まるだろうし、観点を変えてみればブログをある種の「自己表現」の一環としての作品と考えればその構成要素として位置づけることができる。さっそく探すとTwitterBalloonというのがかなり自分流にカスタマイズできそうでよさげだ。

作ってみたのがこれ。


本館の日記のサイドバーに表示するための幅の狭い別バージョンも作った。

TwitterBalloonは、特別なフォームを持った掲示板で投稿することで作成するが、出来具合を確かめるためには「プレビュー」を使って確認して、最後にこれでよしとなったところで保存する。微調整をするたびに保存してしまうとその数だけ掲示板に書き込まれてしまうので注意が必要。

 たまたまその掲示板に書き込まれていたねこぼーしさんの作ったTwitterBalloonに表示されていたつぶやきに感銘を受けてフォローする。妖精の心を持った4にゃんの末娘の沙羅ちゃんのつぶやきをねこぼーしさんが読み取ってつぶやきにしているそうで、その感性というか世界観はとてもすてきだ。(ねこぼーしさんちには、4にゃんのほかにカメさんとかインコとかも居て、庭のビオトープにはエビやらヤゴやらもいる。)

そのときのつぶやきはこれ。
おひさまがみぎのほうにしずんでまっくらになると、いつもしんぱいになりましゅが、ねむったらちゃんとひだりからでてきましゅ。

ちょうど、つらいことがあった直後だったので、このつぶやきを読んで涙が出そうになる。

 話はそれたけど、iPhoneで手軽に書き込んだ「つぶやき」がブログに表示されることの便利さもさることながら、フォローをしている他の方のつぶやきが自動で表示されるのを眺めているのはとても楽しい。チャットやメールやブログ記事へのコメントのようなコミュニケーションとは違ったゆる〜いつながりのまったりとしたコミュニケーションはとても心地よい。もしかしたら返信をしなくてもよいというところが気持ちを軽くするのかもしれないが、直接やりとりをするわけでないのに、おたがいのつぶやきを読んでいるから、いつのまにか関連した話題になったり、口調を真似たりして、微妙なニュアンスのコミュニケーションがされている。これが、iPhoneで楽しめるわけだから、Twitterrificがいつのまにか私にとって一番使用頻度が高いアプリになってしまったことは不思議ではない。

LIstViewには、ダイレクトメッセージも一緒に表示されるが、ダイレクトメッセージは青い表示がされるのでわかりやすくて良い。@宛先つきのメッセージは茶色の表示がされる。ときどき広告が表示されるが、その頻度はそれほど高くないし最新のモノ以外の過去の広告は消えてゆくのでそれほど気にならない。

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