2007年5月19日土曜日

愛用のMac mini 分解ツール



 旬な話でなくて申し訳ないが、Mac miniを分解するツールについて書いてみようと思う。Mac miniの発売以降、いろいろなメディアが分解の方法を伝えてきた。個人のサイトでも、身の回りの様々な道具で分解にチャレンジした記録がたくさん掲載された。ナイフやフライ返しなんてものあったし、お好み焼きのヘラという試みもされた。その後、ホームセンターで、スクレーパーと呼ばれるツールを買ってきて使ったというレポートが最も多かったように思う。Mac miniの分解ツールが付属したMookも発売されたが、あれはまるでお好み焼きのヘラ(というかもんじゃ焼きのヘラかな)みたいだし、ご丁寧に2枚ついていた。

 肝心のアップルではいったいどんなツールを使っているのだろう。結論から先に言ってしまうと、掲載した写真のツールがアップルが使っているものだと思われる。

 なぜ、アップルがこのツールを使っていると言い切れるかというと、このツールがMac mini 分解ムービーの中でも使われているし、Mac mini Fixit Guideにも登場するからだ。さらに、iFixitには、アップルの部品番号(922-6761)が付加されたツールとして紹介されているのだ。

 Mac miniサービスマニュアルにも登場していて、この中ではこの工具のラベルのようなものも写っている。残念ながらこのサービスマニュアル(PDF書類)のダウンロード先は現在リンク切れとなってしまっている。

Mac miniサービスマニュアル抜粋


 このツールはアップルの純正ツールとは思えないので、上記のMac miniサービスマニュアル(PDF)の写真のラベル部分を拡大して、なんとかブランド名や商品番号を判読して検索してみたら、アメリカではごく一般的なツールとして販売されているものだったわけだ。残念ながら国内では扱いがないので、アメリカの業者からオンラインで購入となったが、アメリカとカナダ以外には発送しないという業者がほとんどで、発送する場合でもたいてい商品自体の価格よりも、送料のほうが高くなってしまう。

 それでもという方のために、検索しやすいようにラベルのアップを掲載しておく。



 私の場合、アップルで使用しているのと同じものというところに意義を見いだすという変わった嗜好を持っているけれど、要はMac miniが分解できればよいとお考えの方のために、どんなツールを買えばいいのかポイントとなる点を押さえておこう。一番大事なのは、フレキシブルだということ。いわゆるスクレーパーというツールの場合、先端に刃がついていて堅い場合が多いし、厚さが厚めにできている。これだとMac miniを傷つけてしまうから、全体が十分たわむ柔らかさを持っていて、できるだけ薄いものがいいだろう。幅は38mm(1.5inch)というのが一般的だ。幅が10cmくらいあったほうがよいと書いているサイトもあったけれど、実際には38mmのこのツールで、左右1回ずつの操作でMac miniは簡単に分解できる。重要なポイントは、刃先をやすりで削って薄くするというところだ。これをしないと、ツールをMac miniの隙間に差し込むことができない。

 実際に私がこのツールを使ってMac miniを分解しているところのムービーを作ってみた。


けっこう簡単に開くことがわかる。音も入っている大きなムービーはこちら

そろそろ、PowerPCG4搭載のMac miniは保証も切れて、メモリーの増設や、光学ドライブやHDの換装にチャレンジしてみようかという方もいるかもしれない。ユーザが分解した場合には保証が受けられなくなるわけだけど、古くからのMacユーザならば、そんな脅し文句にビビルことなく、60万円以上するSE/30であろうとどんどん自分で分解してメモリー増設をしていたはず。臆することはない。

でも一応、Mac miniを分解する場合は自己責任でやって欲しい。怪我にも気をつけてね。


参考リンク
Mac mini 分解ムービー taking-apart the mac mini (how-to disassembly video)
http://www.smashsworld.com/2005/01/taking-apart-mac-mini-how-to.php
Mac mini Fixit Guide
http://www.ifixit.com/Guide/Mac/Mac-Mini/Upper-Case/82/1/Page-1/Upper-Case

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