2007年3月24日土曜日

HDMIなテレビを買わなきゃ




 アップルからApple TVが発表になって、もう何も考えずに買うことを決めて、予約開始日に迷わずポチッっとなしてしまった私は、大事なことを見落としていた。Abroさんちと同じく、我が家にも旧型の4:3のSONYのブラウン管テレビしかない。AppleTVからの出力は、HDMIかコンポーネントビデオ。恥ずかしい話だけど、うちにはコンポーネントビデオ対応の製品がなくてコンポーネントビデオをコンポジットビデオと勘違いしてた。「あ、大丈夫じゃん」なんて思ったのがAppleTVが到着する前日の話。到着して開梱して、その過ちに気がついたときには目が点になったね。さあて、困った。とりあえず近くの家電店に行ってケーブル売場にて物色。コンポーネントビデオ・コンポジットビデオアダプタなんていうような商品がないかと探したけどそんなものあるわけがない。(後にこんな製品があることがわかったけど、これだったら大画面の液晶テレビが買えちゃう。)見つけたのは、コンポーネントビデオ・D端子っていうケーブル。「D端子?」「うちのテレビにそんな端子あったか?」「なんか見たことあるような気がするなぁ」で買って帰ったら、うちのテレビにD端子はなかった。見たことがあるのはHDレコーダかなんかだったのだろう。

 あと残る方法は、もうテレビをあきらめてパソコン用のディスプレイに出力できないかということ。ちょうどリビングの食卓に置いてあるDELLの20インチワイドは、DVIとVGAの入力がある。S-ビデオとコンポジットビデオの入力もあるけど、それだったらテレビにもある。じゃあ、HDMI-DVIケーブルというやつを用意すればよい。オンラインアップルストアのAppleTVの購入ページにあったHDMI-DVIケーブルを注文しようかと迷ってカートに入れたものの、明日じゅうに届くかも微妙なところ。どうしてもいますぐ試したいから、やっぱり買いに行くことにした。家から車で30分ほど走ったところにあるPCデポまで言って、店員に尋ねると簡単に見つかった。1mで5千円以上する。アップルストアでは確か2520円だったからかなり高い。そしたら店員がビニール袋にはいっただけのケーブルを持ってきてくれた。これは3mだけど、値段は3千円だ。



 これを買って帰って、DELLの液晶ディスプレイに出力しているが、間が抜けているのは音声出力がRCAなので卓上のステレオミニジャックなスピーカには繋がらず、苦肉の策は、なんとテレビの前面の「ビデオ2」というところに繋いでいること。ううむ、緑色の「ビデオ2」とだけ表示されたテレビとパソコン用のディスプレイで楽しむAppleTV・・・。

 これはHDMIなテレビを買わなきゃ。ケーブルを買いに行ったときにちょびっと見て回ったら、確かに一時期に比べるとかなり価格が下がっているけど、私にとっては高嶺の花ならぬ高値の花であることにはかわりがない。

AppleTVが本当に役に立つ日はくるのだろうか。

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